ヤマト運輸が導入するeキャンター

ヤマト運輸は、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)が開発した電気(EV)小型トラック「eキャンター」25台を11月より関東地域の集配車両として順次導入すると発表した。

eキャンターは車両総重量7.5トンクラスのEV小型トラック。最高出力135kW、最大トルク390Nmを発生するモーターと高電圧リチウムイオンバッテリーパックを6個搭載し、1.5時間の急速充電(CHAdeMO)または11時間の普通充電(単相200V)で航続距離約100kmを実現する。

今回eキャンターを導入することで、ヤマト運輸が全社的に推進する環境保護活動「ネコロジー」への貢献を図るとともに、振動の少ないEV車両によるセールスドライバーの作業負荷の軽減および安全運転の支援、また、排気ガス削減による職場環境の改善など、社員が安心して働ける健全な労働環境の構築を目指していく。