アウディジャパンは10月18日、『Q3』などのゲートウェイ・オンボードサプライ・四輪駆動の各コントロールユニットのプログラムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『Q3 2.0 TFSI quattro 132kw』『Q3 2.0 TFSI quattro 162kw』『Q3 1.4 TFSI』『RS Q3』の4車種で2015年3月28日〜2016年10月29日に輸入された3763台。
ゲートウェイコントロールユニットについては、緊急ブレーキを作動させた際、制動信号がボディコントロールモジュールに送信されず、ブレーキランプが点灯しない。そのため、保安基準第12条に適合しない。
オンボードサプライコントロールユニットについては、LED式の前面灯火器装着車において、車幅灯が点灯状態でウインカーおよびハザードを作動させた際、車幅灯が点滅する。そのため、保安基準第34条に適合しない。
四輪駆動コントロールユニットについては、滑りやすい路面等で走行した際、後軸への駆動力の分配が適切に行われないことがある。そのため、駆動力が前軸に多く分配され、前輪が空転するおそれがある。
改善措置として、全車両、各コントロールユニットのプログラムを変更する。
不具合および事故は起きていない。本国からの情報により届け出た。
【リコール】アウディ Q3、四輪駆動コントロールユニットなどのプログラムに不具合
2017年10月18日(水) 17時55分
関連ニュース
- アウディ最大のSUV計画は生きていた! ベース価格で1500万円オーバー? 2026年までに登場か (03月28日 20時00分)
- アウディの新型電動SUV『Q6 e-tron』に「S」、489馬力ツインモーター搭載…欧州設定 (03月21日 16時30分)
- アウディの売上高13%増、3年連続の増収 2023年通期決算 (03月21日 13時00分)
- アウディが20以上の新モデル計画、『A5』や『Q5』新型も…2024-2025年 (03月21日 12時15分)
- アウディのEV最長の航続625km、新型電動SUV『Q6 e-tron』発表 (03月19日 11時30分)