エクサライドシート

TSテックは、10月25日より開幕する「第45回東京モーターショー2017」に出展する、運転しながらエクササイズできる「エクサライドシート」の概要を発表した。

エクサライドシートは、未来の「座る」のアイデアのひとつを具現化したコンセプトシート。快適ポジションに補正する機能や、理想の姿勢にうながす形状に自動調整する機能に加え、「運転しながら エクササイズ」できる機能を搭載する。

シート座面部に骨盤を効果的に動かす装置を内蔵し、身体の深部にあるインナーマッスルを刺激して体幹運動を促進。 アイドリングストップ時などの停車時には動作の大きい「ツイストモード」、高速道路などの安定走行時には動作の小さい「スイングモード」と、運転状況に応じた2つのモードで制御する。

これらの運動は、運動強度レベル3に相当し、65kgの成人男性の場合、30分の運転で約100kcalを消費できるという。自動運転時代が到来した際には、車両側からの走行状況信号等を受け取ることで、さらなる運動の機会を増やすことが可能になる。今回の展示では、一般的な道路状況を模したドライブシミュレータにて、機能を体感できる。

TSテックではこのほか、有人宇宙船における乗員安全評価法と、その基礎となる物理モデルをベースとしたシートコンセプトや、まるで浮いている」ような感覚を目指したやすらぎ空間(シート)、走行状況に応じて高さ・形状を自動制御する二輪車向けスマートシートを紹介する。

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