クライスラー パシフィカ・ハイブリッドのウェイモ自動運転車

グーグル(Google)の自動運転車開発部門、ウェイモは10月10日、自動運転車の安全性や長所を訴えるキャンペーン「Let's Talk Self-Driving」(自動運転車について話そう)を開始した。

これは、自動運転車の安全性に対して、懐疑的な見方をする人々が少なくないことを受けたもの。もともとグーグルは、交通事故による死者をゼロにすることを目的に、自動運転車の開発に着手した経緯がある。今回のLet's Talk Self-Drivingでは、自動運転車の安全性や長所が強調されている。

ウェイモによると、交通事故の94%は人為的ミスが原因。自動運転車は、飲酒運転や疲労運転、危険運転などのない未来を実現するという。

ウェイモは米国の安全性評議会をはじめ、高齢者、視覚障害者、飲酒運転の被害者などの財団と協力。自動運転車の安全性や長所を、広く人々に伝えていく活動に取り組む。

具体的には、Let's Talk Self-Drivingの特設サイトを開設。ウェイモが開発している自動運転の最新技術に関する情報を、随時更新していく。ウェイモは、「人々が自動運転の技術について学び、自動運転車に親しむ機会を提供することを目指す」とコメントしている。