レクサスCT改良新型

J.D.パワーアジア・パシフィックは、自動車メーカー純正ナビゲーションシステムの顧客満足度調査の結果を発表した。

調査は、自動車メーカー純正ナビの顧客満足度を測定するもので、ナビに関する総合的な評価を「ナビゲーション機能」「音楽/映像機能」「操作性」「モニター」の4つのファクターに基づいて、総合満足度を1000点満点で算出。10回目の調査となる今回は、2015年4月から2017年3月までに新車を購入した純正ナビ利用者を対象に7月下旬にインターネット調査を実施し、7088人から回答を得た。

調査結果によると、総合満足度の業界平均は前年比2ポイント増の521ポイント。セグメント別ではラグジュリーセグメントが同1ポイント増の553ポイント、量販セグメントが同2ポイント増の519ポイントと、ほぼ前年並みの顧客満足度水準だった。

ラグジュリーセグメントでは、レクサス(620ポイント)が6年連続で顧客満足度1位。4つのファクター全てで他ブランドを上回る評価を得た。2位はBMW(542ポイント)。レクサスと他ブランドの評価差は依然として大きいが、2位のBMWとの評価差は2016年の108ポイント差から、78ポイント差に縮小した。以下、アウディ(538ポイント)、ベンツ(533ポイント)が続いた。

量販セグメントでは、スバル(539ポイント)が顧客満足度1位。2016年の518ポイントから21ポイントスコアが向上した。2位は1ポイント差の僅差でトヨタ(538ポイント)。以下、フォルクスワーゲン(529ポイント)、日産(525ポイント)、ダイハツ(506ポイント)、ホンダ(504ポイント)が続いた。

ブランド別ランキング(ラグジュアリーセグメント) ブランド別ランキング(量販セグメント)