ロータス エリーゼ《撮影 小松哲也》

英ロータス社の正規輸入代理店、エルシーアイは10月11日、『エリーゼ』などロータスの2018年モデル4車種を都内で報道陣に披露した。

今回、日本初公開したのはエリーゼのほか『エリーゼ・スプリント220』、『エキシージ・スポーツ380』、『エヴォ―ラ・スポーツ410』。

このうちエリーゼについてエルシーアイの高橋一穂社長は「為替の影響も多少あるが、どんどん値上がりしていったところを相当ハードネゴシエーションして価格を下げる努力をし、500万円を切った値段で一応提供できることになった。今後ますます日本のマーケットで台数を増やせるのではないかと期待している」と述べた。

エリーゼの価格は496万8000円。エルシーアイの広報担当を務める谷田恵美氏は「エアコン、オーディオ、フロアマットなど取り外せるものすべて取り外した状態で、もっともエリーゼらしいエリーゼが誕生した」と紹介した上で、「徹底的な軽量化を行って車重は856kgを達成、日本だけのラインアップとして今回初上陸した」と述べた。

一方、エリーゼ スプリント220について谷田氏は「エリーゼのトップモデルとしてロータスのDNAを忠実に受け継いだ。カーボンファイバー、ポリカーボネートやリチウムイオンバッテリーの採用などにより、『エリーゼ スポーツ220』よりも26kgの軽量化を図った」と述べた。価格は745万2000円。

またエキシージ スポーツ380に関して谷田氏は「スーパーチャージャーの性能アップにより最高出力が350馬力から380馬力に引上げられた。へセルからスーパーカーとしてロータスが自信をもって送り出す最もアグレッシブルなロータス」と解説、価格は1123万2000円となっている。

エヴォ―ラ スポーツ410では「徹底的な軽量化でエヴォ―ラ スポーツ400よりもマイナス70kg、またダウンフォースは32kgアップと2倍のダウンフォースを達成している」とした。価格は1344万6000円。

エヴォ―ラシリーズを巡っては最高出力430馬力の『エヴォーラGT430』、さらにはロータス史上最速の『エヴォーラGT430スポーツ』が相次いで発表されたばかり。

今回のイベントで英国本社から来日したへッドオブセールス・アジア&ミドルイーストを務めるライアン・ワトソン氏は「エヴォーラGT430は今月末から量産が始まり日本市場への投入は来年初頭を予定している。エヴォーラGT430の兄弟車のスポーツは、ロータス史上最速のクルマで最高速度は315km/h。限定車としての生産となるが、来年初めに生産を開始する予定」と述べていた。

ロータス エリーゼ《撮影 小松哲也》 ロータス エリーゼ《撮影 小松哲也》 ロータス エリーゼ スプリント220《撮影 小松哲也》 ロータス エリーゼ スプリント220《撮影 小松哲也》 ロータス エキシージ スポーツ380《撮影 小松哲也》 ロータス エキシージ スポーツ380《撮影 小松哲也》 ロータス エヴォ―ラ スポーツ410《撮影 小松哲也》 ロータス エヴォ―ラ スポーツ410《撮影 小松哲也》 エルシーアイ 高橋一穂 社長《撮影 小松哲也》 英ロータスでへッドオブセールス アジア&ミドルイーストを務めるライアン・ワトソン氏《撮影 小松哲也》 ロータス ニュー レンジ プレス発表会《撮影 小松哲也》