日野デュトロ ハイブリッド ワイドキャブ車

日野自動車は、小型トラック『日野デュトロ ハイブリッド』のワイドキャブ車を改良し、11月1日に発売する。

今回の改良では、従来の5速AMT(機械式自動変速機)から新型6速AMTに変更し、ハイブリッドシステムの制御を改善することで燃費を改善。従来車の12.2km/リットルから13.2km/リットルへ大幅に向上させた。

また新たに、発進時のモーター走行や変速時のモーターアシストの追加等、モーターの稼働領域を拡大。ハイブリッド車らしい走行フィーリングを実現するとともに、ドライバビリティも向上させた。さらにPCS(衝突被害軽減ブレーキ)のレーダーで先行車を検知し、車間距離に応じた最適なハイブリッド制御を行う。

価格はロングボデー、全低床、N04C-ULエンジン、6速AMT、最大積載量2.0トンが561万6540円など。平成27年燃費基準+15%を達成しており、エコカー減税の対象となり取得税、重量税ともに免税となる。

同社は「日野デュトロ ハイブリッド」 ワイドキャブ車を10月27日から東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」に出展する。