フォード・フォーカスをベースにしたEV、フォーカス・エレクトリック(参考画像)

フォードモーターは10月3日、米国ニューヨークにおいて投資家向けの説明会を開催し、電動化戦略を加速させると発表した。

フォードモーターは、電動車両の開発を強化するために、内燃機関(ガソリン/ディーゼルエンジン)への設備投資を3分の1に減らす方針。ここで捻出した資金を、以前に発表した45億ドルに上乗せして、電動化に投資する。

またフォードモーターは、社内に電動化の専門部門を立ち上げ。この部門では、次世代の電動パワートレインの開発を中心に取り組む。

さらに、今後5年間に、新型電動車両13車種を市場に投入する予定。EVのコンパクトSUVをはじめ、自動運転のハイブリッド車、『F-150』のハイブリッド、『マスタング』のハイブリッドなど、電動車両のラインナップの強化に乗り出す。

主力市場の中国では、衆泰汽車(Zotye)との間で合弁会社を設立。中国向けの新型EVを開発し、現地生産する計画を掲げている。

フォードモーターの自動運転の試験車両(参考画像)