改善箇所

フォルクスワーゲングループジャパンは10月5日、『トゥアレグ』などの燃料ポンプフィルターフランジに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『トゥアレグ 3.2 V6』『トゥアレグ 4.2 V8』『トゥアレグ 4.2 V8 エアサス』『トゥアレグ W12 スポーツ』『トゥアレグ 3.2 V6 エアサス』『トゥアレグ 3.6 V6 エアサス』『トゥアレグ 3.6 V6』の7車種で、2003年2月24日〜2010年5月24日に輸入された1万0369台。

燃料ポンプフィルターフランジの取付位置が不適切なため、フランジ部が雨水等の被水により早期に劣化することがある。そのため、フランジ部の強度が低下し、そのままの状態で使用を続けると、燃料の圧力によりフランジ部に亀裂が生じ、燃料が漏れるおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料ポンプフィルターフランジ部に保護フイルムを貼り付ける。なお、当該フランジ部を点検し、変色している場合は、新品に交換した上で、保護フイルムを貼り付ける。

不具合は24件発生、事故は起きていない。市場およびドイツ本国からの情報により発見した。