オムロンのドライバーモニタリングの本体(CEATEC 2017)。《撮影 佐藤耕一》

オムロンは CEATEC JAPAN 2017 に出展し、ドライバーの居眠りやわき見を検知することのできる後付けキット『ドライバーモニタリング』を展示した。

オムロンが研究を続けている顔画像センシング技術を活用し、ドライバーの表情を読み取ることのできるデバイスによって取得した画像から、わき見や居眠りを検知することができるもので、どのような車両にも取り付け可能な構成とすることで、後付け可能となった。

担当者は「まずは物流事業者やタクシー事業者向けに、BtoBで提案をしていく。発売は2018年春を予定しているが、価格については現在検討中」と説明する。BtoBだけでなく一般消費者への展開も期待したいところだが、「今のところ予定はない」とのことだ。

CEATEC JAPAN 2017 は6日まで、千葉市の幕張メッセにて開催中だ。

ドライバーモニタリングの取り付けイメージ(CEATEC 2017)《撮影 佐藤耕一》 オムロンブース(CEATEC 2017)《撮影 佐藤耕一》