ホンダのデジタル認証アプリ「インテグレーテッド・サーティフィケーション・エンジン」

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは10月2日、自動車業界としては初のデジタル認証アプリ、「インテグレーテッド・サーティフィケーション・エンジン」を発表した。

このデジタル認証アプリは、ホンダの認定中古車の購入を検討している顧客向けに開発されたもの。認定中古車が販売前に受けた182項目の検査の詳細な内容を、オンラインでダウンロードできるようにした。

新車と異なり、1台1台車両のコンディションが異なる中古車選びにおいては、不安を抱く顧客も少なくない。そこでアメリカンホンダは、顧客の不安を解消する目的で、デジタル認証アプリの導入を決めた。

また顧客は、車両の履歴レポート、マーケティング資料、関連する車両写真、主要な点検書類を閲覧可能。さらに新しいアプリによって、ホンダの公式サイトから、検査チェックリストのデジタルコピーを取得できる。これに納得して購入を決めた場合、電子署名も行える。

アメリカンホンダは、「認定中古車の購入時、顧客に透明性と安心感を提供できるワンストップソリューション」と説明している。