テスラ・モデルS

米国のEVメーカー、テスラは10月2日、2017年第3四半期(7〜9月)の新車販売(納車)台数を公表した。

同社の発表によると、2017年第3四半期の販売(納車)台数は、四半期としては過去最高の2万6150台。前年同期比は4.5%増だった。第2四半期(4〜6月)のおよそ2万2000台に対しては17.7%の増加となる。

2万6150台のうち、『モデルS』はおよそ1万4065台。クロスオーバー車の『モデルX』は1万1865台。この2車種は、過去最高の販売台数を記録した。新型EVセダンの『モデル3』は、220台を納車している。

2017年下半期(7〜12月)については、モデルSとモデルX合計で10万台を超える見通し。前年同期に対して、31%増と大幅増を予想する。また、第3四半期の生産台数は、2万5336台だった。

テスラの2016年新車販売台数は、約7万6230台と販売記録を更新した。前年比は50.7%増と、大きく伸びている。

テスラ・モデルX テスラ・モデル3 CEATEC 2017に出展したテスラ。《撮影 高木啓》