日産自動車は10月2日、ノルウェー・オスロにおいて、商用EVの『e-NV200』の改良新型モデルを発表した。
e-NV200は、多目的商用バンの『NV200』(日本名:『NV200バネット』)をベースに開発されたEV。2014年秋の発売からおよそ3年が経過し、新型『リーフ』のノウハウを導入しながら、初の本格改良が施された。
改良新型e-NV200のハイライトは、航続の延長。蓄電容量40kWhの新型リチウムイオンバッテリーを搭載。これにより、欧州の計測モードで最大280kmの航続を実現した。これは従来モデル比で約100km、率にして6割の航続拡大となる。
新型リチウムイオンバッテリーは、バッテリーの大きさに変更はない。商用車で重視される積載スペースや積載量は、従来通りとした。なお改良新型e-NV200は、欧州では2017年末から、販売を開始する予定。
日産 e-NV200 改良新型、欧州で発表…航続6割延長
2017年10月03日(火) 06時30分
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