三菱自動車は9月28日、『デリカ』などのエンジンコントロールユニットの電源制御等に使用されるリレーに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは三菱『デリカ』『アウトランダー』『アウトランダーPHEV』『RVR』『ギャラン』『ランサーエボリューション』の6車種で、2014年12月5日〜2016年7月4日に製造された4万1697台。交換修理用部品として出荷したが、組付けられた車両が特定できない94個についても対象となる。
リレー内部の溶接が不適切なため、溶接部が異常発熱して溶接が外れ、導通不良となることがある。そのため、走行中にエンストして再始動不能となるおそれがある。また、アイドリングストップ付車両は、エンジン警告灯が点灯してエンジン出力が制限されるおそれがある。
改善措置として、全車両、当該リレーを良品と交換する。
不具合は28件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
【リコール】三菱 デリカ など4万1000台、エンスト再始動不能となるおそれ
2017年09月28日(木) 16時56分
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