2016年度に実施したホンダ八郷社長が早稲田大で出張授業した様子《撮影 池原照雄》

日本自動車工業会は、全国各地の大学と連携し、会員自動車メーカーから講演者を派遣して特別講演する「大学キャンパス出張授業」を2017年度も実施する。

出張授業は、若者の「クルマ・バイクへの関心醸成」「自動車産業・ものづくりへの理解促進」に向け2013年度から実施しており、今回が5年目の開催となる。

自動車メーカーの社長をはじめとしたトップクラスが大学で、クルマ・バイクの魅力、日本のものづくりの重要性を大学生に直接語りかける。

2017年度も経営トップが講師として登壇し、先端技術やグローバル戦略など幅広いテーマの授業を通じてクルマ・バイクの魅力や楽しさ、日本のものづくりの重要性を訴求する。

2017年度は10月3日に三菱ふそうトラック・バスの松永和夫会長が東北大学、10月4日に日産自動車の西川廣人社長兼最高経営責任者が慶応大学、10月4日にスズキの鈴木俊宏社長が筑波大学、10月11日にUDトラックスのピエール・ジャン・ヴェルジュ・サラモンシニアバイスプレジデントが上智大学、10月11日にトヨタ自動車の河合満副社長が東京大学で実施する。

また、10月12日にヤマハ発動機の柳弘之社長が横浜国立大学、10月12日にSUBARUの吉永泰之社長が東京工業大学、10月13日にいすゞ自動車の奥山理志執行役員が関東学院大学、10月18日にホンダの八郷隆弘社長が東京理科大学で実施する。

10月25日に日野自動車の遠藤真取締役・専務役員が東京都市大学、10月25日にダイハツ工業の三井正則会長が神戸大学、10月26日に三菱自動車の山下光彦副社長が早稲田大学、11月24日に川崎重工業の堀内勇二執行役員が熊本大学、12月8日にマツダの廣瀬一郎常務執行役員が明治大学で実施する。