グッドイヤーは9月22日、コネクテッドビジネスモデルを推進するために、ルクセンブルグに新工場を建設すると発表した。
新工場の名称は「マーキュリー」。独自の工程により、高度に自動化された相互コネクテッド型ワークステーション機能を持つ。さらに、付加的な製造技術の採用により、補修用および新車装着タイヤの顧客向けに、プレミアムタイヤの少量効率生産を可能にしている。
また、マーキュリーは、グッドイヤーのコネクテッドビジネスモデルを推進するもの。製造フロアからオンラインや小売店で選ぶ消費者までのグッドイヤーの経営資源すべてを一体化する。顧客の注文に、オンデマンドで対応できるのが特徴。
この新工場は、2019年に操業を開始する予定。ルクセンブルグにおけるグッドイヤーのイノベーションセンターとタイヤ試験場に近接する。グッドイヤーの投資額は7700万ドルの予定で、年間生産本数は約50万本。新規に70名の雇用も創出するとしている。
グッドイヤー、ルクセンブルグに新工場…コネクテッドビジネス推進
2017年09月23日(土) 06時00分
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