スウェーデンのボルボカーズは9月21日、新型コンパクトSUV、『XC40』に、クラス初の安全装備を採用すると発表した。部分自動運転機能も設定される。
XC40に設定されるのは、部分自動運転機能の「パイロットアシスト」。最大130km/hまでの範囲で走行中、自車を車線の中央に保持するよう自動的にステアリングを穏やかに修正することにより、ドライバーをサポートする。さらに、前走車と一定の車間距離を保つために、アクセルとブレーキをドライバーに代わって自動的にコントロール。ボルボカーズによると、パイロットアシストは完全自動運転に向けたステップになるという。
この他、XC40には「シティセーフティ」、ブレーキサポート付きの「クロストラフィックアラート」、駐車を支援する「360度ビューカメラ」、「ランオフロードミティゲーション」、「ランオフロードプロテクション」などの安全装備を採用。
このうち、ランオフロードミティゲーションは、道路逸脱回避機能。カメラセンサーにより道路から逸脱しそうになる危険性を検知すると、ステアリング操作およびブレーキ動作をアシストし、道路逸脱回避をサポートする。
また、ランオフロードプロテクションは、道路逸脱事故時保護システム。道路からの逸脱などの危険な状況を検知。衝突や事故が発生する前に、電動プリクラッシュテンショナー付フロントシートベルトやエアバッグなど、様々なシステムが連携して乗員を保護するよう最適な動作を行い、衝突や事故における負傷リスクを低減する。
ボルボ XC40、クラス初の安全装備を採用…部分自動運転も設定
2017年09月22日(金) 18時30分
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