米アラバマ工場での新型EVの生産計画を発表したメルセデスベンツ

メルセデスベンツは9月21日、米国アラバマ州タスカルーサ工場に10億ドル(約1120億円)を投資し、新型EVの生産に備えると発表した。

タスカルーサ工場は1995年に設立。1997年、初代『Mクラス』(現『GLE』)の生産を開始した。後に、『GLクラス』(現『GLS』)と『Rクラス』も生産車種に追加。2014年6月には、新型『Cクラスセダン』の組み立ても、同工場で開始。2016年には、年間31万2000台以上を生産している。

今回のタスカルーサ工場への投資計画は、同工場の稼働20周年を記念する式典に合わせて発表されたもの。10億ドルを投資し、新型EVの生産準備に充当する。

なお、この新型EVは、電動車に特化した新ブランド「EQ」のSUVとなる予定。タスカルーサ工場の近くには、同社の世界5番目となるバッテリー工場を建設する計画で、世界3大陸にバッテリー工場を持つ体制を整える。

米アラバマ工場での新型EVの生産計画を発表したメルセデスベンツ