からくり改善くふう展2017

マツダおよび関連企業8社は、9月28日・29日にポートメッセなごやで開催される「からくり改善くふう展2017」に出展する。

「からくり改善くふう展」は、製造現場での、お金をかけない、創造性に優れた、楽しい作業改善を広く発表する場として、1994年より日本プラントメンテナンス協会の主催で開催されており、マツダは2000年より参加。マツダ関連企業については、NSウエスト、倉敷化工、ダイキョーニシカワ、東洋シート、ニイテック、日本クライメイトシステムズ、ヒロテック、マツダロジスティクスの8社が参加する。

マツダでは、作業にかかる負担・時間・コストなどを減らすことによる効率化と、作業者のアイデアを採用することによるモチベーションの向上が、高品質なクルマづくりにつながると考え、改善活動を積極的に推進。本社工場と防府工場で、育成プロジェクト「からくり改善道場」を部門横断的に展開するとともに、2006年からマツダ関連企業の改善活動の一環として「J-ABCからくり改善道場」を開催し、グループ全体の取り組みに発展させている。

今回の「からくり改善くふう展」では、クランクシャフト梱包作業の安全性と品質向上をつり具の改善により実現する「つかみは OK!!」、無人搬送車への連結と切り離しをからくりで自動化し、部品の完全自動搬送を実現する「搬送じょ〜ず」、払出された完成部品を均等に容器に振分け、ならし作業を廃止する「サワンナ RX-3」など、知恵と工夫を凝らした26作品を出品する。