2017インタープロトシリーズ《撮影 吉田知弘》

富士スピードウェイで17日、2017インタープロトシリーズの第3・4戦が行われ、今季から参戦している山下健太が初優勝を飾った。

元レーシングドライバーで、現在はSUPER GTでチーム監督を務める関谷正徳氏が2013年に立ち上げたシリーズ。ジェントルマンドライバーとSUPER GTなどに参戦するプロドライバーがペアを組んで同じマシンで競い合うレース。使用するマシン、タイヤともに全車共通。ドライバーの腕で勝敗が左右されることが多く、今年も多くのSUPER GTドライバーが参戦ししのぎを削っている。

台風18号の影響で雨模様となった第3・4戦。まず第3戦はポールポジションからスタートした関口雄飛が後続の激しい猛追を抑えきり、前回の第2戦に続いて優勝を飾った。この第3戦のレース結果のまま、間髪おかずに始まる第4戦では、今年から参戦を開始している山下健太がスタート直後の1コーナーで鋭くインに飛び込みトップに浮上。その後は、後続を一気に引き離すドライビングをみせ、見事初勝利を飾った。2位には関口雄飛が入るものの、ポールポジション賞とファステストラップ賞を記録。3位には坪井翔が続いた。

今年はSUPER GT(GT300クラス)とスーパーフォーミュラに参戦。ここ最近では両カテゴリーでポールポジションを獲得するなど、抜群の速さが目立っている山下。難しいウエットコンディションでの独走優勝に満面の笑み。「この勝利も嬉しいですけど、やっぱりSF(スーパーフォーミュラ)やGTで勝ちたいですね」と、意気込んでいた。

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