19日午前7時40分ごろ、愛知県岩倉市内の県道を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向してきた大型路線バスと正面衝突する事故が起きた。この事故でバスの乗客3人と、軽乗用車の運転者が負傷している。

愛知県警・江南署によると、現場は岩倉市西市町付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型路線バスと正面衝突した。

衝突によって双方の車両が中破。バスの乗客乗員17人のうち、客3人が座席から投げ出されるなどして打撲などの軽傷。軽乗用車を運転していた同市内に在住する20歳の男性も打撲などの軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して軽乗用車の運転者は「窓を開けて走っていたら車内にハチが入ってきた。気になって脇見をしてしまった」などと供述しているようだ。警察では前方不注視とハンドル操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。