VOX

ヤマハ発動機は9月20日、原付スクーター『VOX XF50D』のメインハーネスに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2015年11月10日から2017年4月24日に製造された計3571台。

メインハーネスの配索バラツキにより、洗車等の水が整流器に接続するカプラカバー内に溜まり、電気配線が腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けると腐食が進行し、電気配線が断線して充電できず、ホーンやウインカー等の灯火器類が正しく作動しなくなるおそれがある。また、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、カプラカバーを取り外すとともに、メインハーネスを確認して、腐食が認められた場合はメインハーネスを新品と交換する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

改善箇所