改善箇所

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は9月20日、BMW『X1』などの車両取扱説明書におけるチャイルドシートに関する記述に不備があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはBMW『X1シリーズ』の「X1 xDrive 20i」「X1 xDrive 25i」「X1 xDrive 18d」、『5シリーズ』の「523d」「523dツーリング」「530i」「530iツーリング」「530eiパフォーマンス」「540i」「540i xDrive」「540i xDriveツーリング」、MINIの「クーパーDクロスオーバー」「クーパーDクロスオーバーA4」「クーパーSDクロスオーバーA4」「JCWクロスオーバーA4」「クーパーSEクロスオーバーA4」の17車種で、2015年7月2日〜2017年5月8日に製造された1万7643台。

取扱説明書において、「i-Size(アイサイズ)チャイルドシートの座席位置別適合性一覧表」が記載されていないため、保安基準に適合しない。なお、チャイルドシート固定時の機能上に問題はない。

改善措置として、全車両、「i-Sizeチャイルドシートの座席位置別適合性一覧表」を記載した補足版を車両取扱説明書に貼付する。

ドイツ本国からの情報により届け出た。