ドイツのライドシェア企業、クレバー・シャトル社に20台のトヨタ ミライを納車

トヨタ自動車の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは9月15日、ドイツのライドシェア企業、クレバー・シャトル社に20台の『MIRAI(ミライ)』を納車したと発表した。1企業が保有するミライの台数としては、世界最多となる。

クレバー・シャトル社は、ドイツ・ハンブルグに2014年に設立されたライドシェア企業。主に列車からの乗り継ぎを希望するユーザーに、乗り継ぎサービスを提供。このサービスは専用アプリで予約し、同じ目的地に向かう乗客が相乗りすることで、標準的なタクシー料金よりも40%安い運賃を可能にしている。

サービス開始は2016年2月、ミュンヘン、ライプツィヒ、ベルリンで。クレバー・シャトル社では今回の20台に加えて、15台のミライを導入する計画.。これにより、ミライの保有台数は合計35台へ拡大する。

ドイツ政府の Enak Ferlemann担当大臣は、「水素燃料電池は、EVを補完する重要なもの。最近数か月で、公共の水素燃料ステーションの数は、ほぼ倍増した。より多くのeモビリティを都市に導入していく」と、述べている。

ドイツのライドシェア企業、クレバー・シャトル社に20台のトヨタ ミライを納車