フォルクスワーゲンが2014年の北京モーターショーで公開した、『ゴルフ』最強モデル『R400』の進化系とみられるプロトタイプの姿を、ニュルブルクリンクで激写した。
「R400」は、2リットル直列4気筒「EA888」エンジンを搭載、最高出力は400ps、0-100km/h加速3.9秒のパフォーマンスを発揮するとアナウンスされていた。この“究極のゴルフ”は、2016年にも市販化するのでは、と期待されたが実現せず、プロジェクトは頓挫したと思われた。
しかし今回、「R400」は「R420」と名を変え、市販化へ向けプロジェクトが再開したという情報を入手した。プロトタイプのボディにはカーボンファイバー製エアロキットを搭載し、「ゴルフR」より100kg程度の軽量化を図る。進化した「EA888」エンジンの最高出力はなんと420psまで高められ、0-100km/h加速は脅威の3.7秒を叩き出すと言われる。
このまま開発が順調に進めば、2018年中にも市販型が発表される可能性もあるという。日本で発売されれば、ゴルフ史上最高額となる600万円超えも確実だが、この“ハイパーゴルフ”を待っていたというファンも少なくないだろう。
究極のVW ゴルフ「R400」計画は生きていた…ニュル高速テストを激写
2017年09月20日(水) 12時18分
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