ルノー・メガーヌ R.S. 新型(フランクフルトモーターショー2017)

ルノーは9月12日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2017において、新型『メガーヌR.S.』に2018年末、「トロフィー」を設定すると発表した。

新型メガーヌR.S.のエンジンは、先代よりも排気量を200cc縮小した直噴1.8リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力は先代比プラス7hpの280hp/6000rpm、最大トルクはプラス3.1kgmの39.8kgmを獲得する。一方、競合する新型ホンダ『シビック タイプR』は、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力320hp、最大トルク40.8kgm)を搭載。新型メガーヌR.S.とのパワーの開きは、40hpと大きい。

これに対して、2018年末に追加設定される「トロフィー」は、エンジンの最大出力を20hp高め、300hpとする。トロフィーは、先代モデルにも用意されており、軽量化や足回りを強化するなどのチューニングを実施。中でも、先代の『メガーヌR.S. 275トロフィー-R』は2014年5月、ニュルブルクリンク北コースにおいて、当時の市販FF車の最速ラップタイムの7分54秒36を記録している。

現在、ニュルブルクリンク北コースの市販FF車の最速ラップタイムは、新型ホンダ シビック タイプRの7分43秒80。この記録に挑むであろう新型メガーヌR.S.は、2018年末に登場するトロフィー仕様となりそうだ。

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