ICTを活用した歩行者移動支援サービスの普及を目指してバリアフリー・ナビプロジェクト《画像 国土交通省》

国土交通省は、プローブ情報を活用した「通れたマップ」の実証実験への協力主体を選定した。

国土交通省では、ユニバーサル社会の構築に向けて、例えば車いす使用者が通行できるバリアフリールートについてスマートフォンを通じてナビゲーションするなど、ICTを活用した歩行者移動支援サービスの普及を目指してバリアフリー・ナビプロジェクトを推進している。

これらサービスの実現に必要なデータを収集する手法の一つとして、プローブ情報を地図上に可視化する「通れたマップ」の作成について実証実験を行うこととし、実験に必要なデータ収集ツール(アプリケーション)を提供する協力主体を公募。この結果、「WheeLog(ウィーログ)!プロジェクト」(島根大学総合理工学研究科)のスマートフォン向けアプリ「WheeLog!」を選定した。

今年10〜12月にプローブ情報などを収集し、2018年1〜3月に実証実験の成果をとりまとめる。