ポスター・リーフレットのイメージ。9月21日からキャンペーンが行われる。《出典 東日本旅客鉄道東京支社》

JR東日本東京支社は9月21日から30日までの10日間、「自動車と鉄道橋りょうとの衝撃事故防止キャンペーン」を実施する。

警視庁と協力して2000年度から行っているもの。期間中、東京〜神田間の呉服橋ガードや港南大橋東詰交差点、神田〜御茶ノ水間の万世橋ガードで大型車両のドライバーにリーフレットを配布する。このほか、丸の内・湾岸・万世橋・大崎の各警察署などでポスターを掲示する。

東京支社によると、道路をまたぐ鉄道橋りょうのうち、道路の路面から橋桁までの高さが低いものについて、自動車が橋桁に直接ぶつからないよう防護設備を設置するなどしている。しかし、都市部を中心に大型コンテナや重機を積んだトラックなどがぶつかる事故が相次いでおり、東京支社管内では過去5年間に372件発生しているという。

田町〜品川間にある高輪橋架道橋。ここをくぐる道路の制限高さは1.5mしかない。《撮影 草町義和》