ポルシェ・カイエン・ターボ新型《撮影 関 航介》

ポルシェは9月12日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2017において、新型『カイエン・ターボ』を初公開した。

8月下旬、ドイツのポルシェ本社でワールドプレミアされた新型カイエンには、ベースグレードの「カイエン」と上級グレードの「カイエンS」の2グレードを設定。フランクフルトモーターショー2017で初公開された新型カイエン・ターボは、新型カイエン・シリーズの最強グレードとなる。

新型カイエン・ターボには、新世代の4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。最大出力550ps、最大トルク78.5kgmを引き出す。この数値は先代比で、30ps、2kgmの強化にあたる。新世代エンジンの特徴が、ターボチャージャーをエンジンのV字ゾーンに配置した点。燃焼室とターボチャージャーの間の排気経路が短縮されるため、ポルシェによると、レスポンスに優れ、センターターボレイアウトによって、パワーが大幅に向上しているという。

トランスミッションは、新開発の8速ティプトロニックS。駆動方式はフルタイム4WDシステムの「PTM」(ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム)。新型カイエン ターボは、「スポーツクロノパッケージ」の場合、0〜100km/h加速3.9秒、最高速286km/hと、SUV世界屈指の性能を実現している。

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