アウディ アイコン

アウディは9月11日、ドイツで開催した、フランクフルトモーターショー2017のプレビューイベントにおいて、コンセプトカーの『アイコン』を初公開した。

アイコンは、「アウディAI」搭載によって、「レベル5」の完全自動運転を実現するコンセプトカー。同じくフランクフルトモーターショー2017のプレビューイベントでは、「レベル4」の自動運転コンセプトカーの『エレーヌ』が初公開された。エレーヌがSUVクーペであるのに対して、アイコンはDセグメントサイズの大型4ドアサルーンとなる。

アイコンのボディサイズは、全長5444mm、全幅2100mm、全高1506mm、ホイールベース3470mm。ホイールベースは新型『A8』のロングボディよりも、240mm長い堂々の大きさを備える。

アイコンは、ステアリングホイールやペダル類のないアウディの未来の自動運転車を提案。4名乗りの4ドアモデルは、未来を先取りした内外装デザインを提示した。同時に、アウディの先進技術をアピールするために、ドライブトレイン、サスペンション、デジタル化、サステナビリティの各分野における技術革新を、目に見える形で表現している。

パワートレインはEV。4個のモーターは、最大出力354hp、最大トルク56.1kgmを獲得する。各モーターが4輪それぞれを駆動する電子制御の可変式クワトロを採用。リチウムイオンバッテリーよりも大幅にエネルギー容量の大きなソリッドボディの全固体電池を搭載し、1回の充電での航続は800km以上。800Vの高電圧システムにより、バッテリー容量の80%を30分以内に充電できる。

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