ベントレーのラグジュアリー4ドアサルーン『フライングスパー』次期型プロトタイプの全身を、初めて捉えることに成功した。
カモフラージュで固められたボディのディテールは不明だが、先日公開されたばかりの『コンチネンタルGT』と共通したフロントデザインとみられる。プラットフォームには、ポルシェ『パナメーラ』と同じ「MSB-F」を採用し、ホイールベースを延長。再設計されたリアフェンダーを持ち、より優雅なサルーンとして生まれ変わると言う。
室内の撮影は出来なかったが、やはりコンチネンタルGTに似たラップアラウンドダッシュボードデザインとなるだろう。
パワートレインは、ポルシェ「パナメーラ ターボ」から移植される4リットルV型8気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は550psを発揮する。ハイエンドモデルは、最高出力600ps以上を発揮する6リットルW型12気筒エンジンを搭載するほか、2.9リットルV型6気筒+エレクトリックシステムの「パナメーラ・ハイブリッド」に搭載されるパワートレインも移植される。こちらは最高出力462psを発揮し、EV航続距離は50kmとなる。
ワールドプレミアは2018年秋以降となるだろう。気が早い話だが、価格はV6モデルが約2200万円、W12モデルはおよそ2800万円程度と予想されている。
ベントレー フライングスパー、ついにハイブリッド化へ…ポルシェエンジン搭載で
2017年09月11日(月) 11時00分
関連ニュース
- 光のショーで乗員を歓迎するベントレー…41万個のシリコンチップ、世界限定18台 (03月15日 19時00分)
- 61階まで車両に乗ったまま上下、「デザーベーター」完備のタワマン…ベントレーが起工式 (03月02日 15時00分)
- ドゥカティ『ディアベル』に500台限定のベントレー仕様、高性能クーペ『バトゥール』に着想 (12月11日 17時30分)
- 故エリザベス女王が愛用した特注ベントレー、保存車両に…『ミュルザンヌ』最終モデル (11月27日 15時00分)
- ベントレーの究極のラグジュアリー、全長20mのクルーザーに表現…特注内装をデザイン (11月13日 20時00分)