自動車メーカーが新型車の開発テストにおいて、ほぼ必ず行うのが風洞実験。イタリアのスーパーカー、フェラーリが、この風洞実験に使用したクレイモデルを、チャリティオークションに出品する。
このオークションは9月9日、イタリアで開催される「Leggenda e Passione」オークションに出品されるもの。フェラーリのFR駆動車の最高峰モデル、『812スーパーファスト』の風洞実験モデルが、オークションに登場する。
この風洞実験モデルは、実車の2分の1スケール。素材には主にカーボンファイバーを使用しており、フェラーリ社のハンドメイド。812スーパーファストの開発のいくつかの段階において、風洞実験に用いられたという。
なお、オークションを運営するRMサザビーズによると、予想落札価格は最大で32万ユーロ(約4160万円)。エンジン無し、走行不可の風洞実験モデルだが、812スーパーファストの新車価格に匹敵する落札予想価格は、希少性の表れといえそうだ。
フェラーリ 812、風洞実験モデルがオークションに…落札予想価格は実車に匹敵
2017年09月08日(金) 22時30分
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