メルセデス・ベンツ日本は9月8日、新型メルセデスマイバッハ『Sクラス』を発表。予約注文の受付を開始し、9月より順次納車を開始する。
新型メルセデスマイバッハSクラスは、メルセデスベンツSクラスのロングモデルよりさらに20cm長いホイールベースとサイドラインにより、パワーとダイナミズムを強調。Sクラスセダン同様、光ファイバーによる3本のラインが特徴的なヘッドライトを採用するとともに、フロントおよびリアバンパーにクロームパーツをふんだんにあしらうことで、エレガントで気品あふれるエクステリアデザインに仕上げている。
インテリアは、最高の素材を最上のクラフトマンシップで仕上げたウッドトリムが、美しいカーブを描きながらリアシートを取り囲み、最上級の室内空間を創出する。そのリアシートは左右ともに、座面の下からせり上がるレッグレストを備え、スイッチ操作でバックレストが43.5度までリクライニングできるエグゼクティブシートを採用。またエアロダイナミクスの向上による風切り音の低減、遮音材、特殊なシーリング技術などにより、量産車として世界最高の静粛性を実現している。
サウンドシステムは、ドイツのハイエンドオーディオ専門メーカー、ブルメスター社との共同開発。13個の高性能スピーカーと9チャンネルのアンプ、サラウンドモードや各シートポジションへの最適化機能により、自然で表情豊かな究極の音響空間を提供する。また、左右のフロントシート背面には10インチ大画面モニターを装備。ワイヤレスヘッドホンによるリアエンターテインメントシステム」を楽しむこともできる。さらにファーストクラスパッケージでは、リアシートアームレスト後端に備えられたクーリングボックスで冷やした飲み物を、ドイツの高級銀食器メーカー ロベ&バーキング社がマイバッハ専用に製作したシャンパングラスで楽しむことができる。
安全装備では「インテリジェントドライブ」がさらに進化。先行車との車間距離を維持する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」は、自動再発進機能も新たに備え、停止後30秒以内であればアクセルを踏むことなく自動的に発進するようになった。「アクティブステアリングアシスト」も強化され、車線が不明瞭な場合や検知できない場合でも周囲の車両やガードレール等を検知しステアリングアシストを行う。そのほか、テレマティクスサービス「メルセデス ミー コネクト」を搭載。事故検知時または車内SOSボタン押下時にコールセンターが消防に連絡する「24時間緊急通報サービス」など、各種安心安全サービスを提供する。
ラインアップは、気筒休止システムを備える新型4リットルV型8気筒直噴ツインターボエンジン搭載し、最高出力469ps、最大トルク700Nmを発生する「S560」、四輪駆動システム搭載の「S560 4マチック」、最高出力630ps、最大トルク1000Nmを発生する6リットルV12エンジンを搭載する「S650」を設定する。
価格はS560およびS560 4マチックが2253万円、S650が2761万円。
【メルセデスマイバッハ Sクラス 新型】究極のエクスクルーシブを謳う…2253万円より
2017年09月08日(金) 17時30分
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