富士スピードウェイ、50年ぶりの24時間レース開催へ(イメージ)

富士スピードウェイは、2018年度のスーパー耐久シリーズ富士大会を、24時間耐久レースとする計画を発表。レース名は「富士SUPER TEC 24時間レース」、6月上旬での開催を目標に調整を進めている。

富士スピードウェイは、「世界耐久選手権(WEC)富士6時間レース」をはじめ、「SUPER GT 500kmレース」や「スーパー耐久 富士SUPER TEC」の長時間化、「ヴィッツ & 86/BRZ ドリームカップ(6Hレース)」など、「耐久の富士」として耐久レースに力を入れている。

過去には、1967年4月と1968年3月の2回、24時間レースを開催しており、第1回大会は日本初の24時間レースとして細谷四方洋/大坪善男組のトヨタ『2000GT』が勝利を飾っている。「富士SUPER TEC 24時間レース」の開催が決定すれば、50年ぶりに富士スピードウェイに24時間レースが帰ってくることになる。

24時間レースといえば、フランスのルマン、アメリカのデイトナ、ベルギーのスパ・フランコルシャンでのが「世界3大耐久レース」として知られている。今回のスーパー耐久シリーズの24時間化は「耐久の富士」を象徴するレースとして、また世界に発信できる日本の耐久レースとして、今後、地元小山町、御殿場市、裾野市と調整を行いながら準備を進めていく。日程や参加車両規定に関する発表はJAF、STOなどと協議して決定次第別途行う予定だ。

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