8月30日午後7時30分ごろ、鹿児島県霧島市内の東九州自動車道上り線を走行していた大型トラックが道路中央の縁石に接触。急ハンドルを切って横転する事故が起きた。警察はトラックの運転者を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

鹿児島県警・高速隊によると、現場は霧島市国分湊付近で片側1車線の直線区間。対面通行区間となっており、上下線は樹脂製ポールとコンクリート製の縁石で区分されている。大型トラックは縁石に接触。これに乗り上げて対向車線側へ逸脱するとともに、急ハンドルを切った弾みで横転した。

トラックは中破炎上。運転していた日置市内に在住する47歳の男にケガはなかったが、呼気から酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「サービスエリアで休憩していた際、買っておいた缶ビールや焼酎を飲んだ」などと供述しているようだ。警察では飲酒した量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。