豊田合成は8月25日、ブラジルにおける事業基盤強化を目的に、同国の自動車用樹脂部品会社「ペクバルインダストリア」を12月までに子会社化すると発表した。
ペクバル社はインストルメントパネル構成部品やラジエータグリルなどを生産し、2016年度の売上高は9275万レアル(約32.4億円)。現在は豊田合成が30%、デンソーの子会社であるシミズ工業が70%を出資する合弁会社だが、今回、豊田合成がシミズ工業からペクバル社の全持分を取得することに合意した。
豊田合成のブラジル事業は現在、ペクバル社とGDBRの2拠点体制で、内外装部品、セーフティシステム製品、ウェザストリップ製品をカーメーカーへ提供。今回のペクバル社の子会社化により、内外装部品の納入体制を強化し、顧客の調達ニーズに応えていく。
豊田合成、ブラジルの自動車用内外装樹脂部品会社を子会社化
2017年08月25日(金) 18時01分
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