フォードチャイナの新たな会長兼CEOに指名された羅冠宏 氏

米国の自動車大手、フォードモーターは8月23日、同社の中国法人、フォードチャイナの新たな会長兼CEOに、羅冠宏(ジェイソン・ルオ)氏を起用すると発表した。

羅冠宏氏は現在51歳。前職は、エアバッグなどの自動車部品大手、キー・セイフティー・システムズ(KSS)のCEO。KSSは、米国ミシガン州デトロイトに本拠を置く自動車部品メーカー。システムインテグレーションを通じて、モビリティセーフティに貢献することを目指している。主な事業は、安全に不可欠な部品を自動車メーカーなどに供給すること。

KSSに関しては6月下旬、経営破綻したタカタが全世界で保有する、実質的に全ての資産と事業をタカタがKSSに譲渡することで、タカタとの間で基本合意。タカタはKSSの傘下に入り、経営再建を目指すことが決まっていた。

羅冠宏氏はKSSで過去10年間にわたりCEOを務め、事業変革と世界的拡大をリードし、中国で大幅な売上成長を達成。フォードモーターのピーター・フリート副社長は、「羅氏の指導力や中国での事業成長と変革の実績は、世界最大の自動車市場でフォードをリードするのに理想的」と述べている。