アウディは8月23日、今秋から各車のグレード名の命名基準を新しくし、グローバル規模で導入すると発表した。新たなグレード表記では、2桁の数字で、出力レベルを示すのが特徴。ガソリン、ディーゼル、g-tron、e-tron共通で適用される。
「25」、「30」、「45」、「50」、「55」などの数字が発動機種別に冠され、現在の排気量を表す数字から変更される。例えば、「30」は最大出力が81〜96kW、「45」は最大出力が169〜185kWであることを意味する。アウディレインジでの最大出力は400kWを超え、これは「70」になる。今秋発売される新型『A8』では、3.0TDI(210kW)エンジン搭載車は「A8 50TDI」、3.0TFSI(250kW)搭載車は「A8 55TFSI」となる。
なお、この新グレード表記は、スポーツカーの『R8』や高性能な「RS」、「S」モデルには適用されない。
アウディは、この新グレード表記を、新型A8から導入する計画。その後、『A1』から『Q7』まで、全ラインナップに拡大していく。
アウディ、新グレード表記を導入へ…2桁の数字でパワーを示す
2017年08月24日(木) 10時30分
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