トヨタ自動車は、2014年の豪州大陸、2015・2016年のアメリカ大陸に続き、今年3大陸目となる欧州で、総計1万9000kmにおよぶ「5大陸走破プロジェクト 第4弾」を8月下旬に開始すると発表した。
5大陸走破プロジェクトは、トヨタGAZOOレーシングの一環として、日本と現地の従業員が自らステアリングを握り、現地ユーザーが日常的に使用する道を走りながら「もっといいクルマづくり」を担う人材の育成を目的としている。
4年目となる今年は、自動車文化発祥の地であり、ユーザーのクルマに対する評価が厳しい欧州大陸に130人のメンバーが挑む。現地では、もっといいクルマづくりに役立つヒントを探るほか、テストコースでは得られない走行データの収集・分析を強化し、いいクルマづくりにつながる仕組みづくりを目指す。
プロジェクト第4弾の開始に先立ち、豊田章男社長は「欧州はクルマ発祥の地であり、先輩ともいえる数々のカーメーカーがクルマづくりの力を培ってきた土地だ。その道に向かうメンバーには、様々な学びを得て戻ってきてくれることを期待している」とエールを送っている。
トヨタ、5大陸走破プロジェクト 第4弾---欧州で実施、130人が参加へ
2017年08月24日(木) 07時15分
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