ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは8月22日、ドイツで9月に開催されるフランクフルトモーターショー2017において、新開発の電動アクスル、『e-アクスル』を初公開すると発表した。
e-アクスルは、EVやハイブリッド車など、次世代の電動パワートレイン車向けに、コンパクトでコスト効率の高いソリューションとして開発されたもの。電気モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションが小型ユニットに統合され、車軸を直接駆動するのが特徴。
これにより、パワートレインの複雑さを解消。ボッシュによると、電動車両の開発に要する時間を、短縮する可能性があるという。e-アクスルは、モーターの出力が50〜300kWの間で調整可能。コンパクトカー、SUV、軽商用車に搭載できる。
e-アクスルの高いレベルの効率性は、電動機とパワーエレクトロニクスの継続的な改良、高電圧ケーブル、プラグ、冷却ユニットなどのインターフェースとコンポーネントの数の削減によって、実現されている。
【フランクフルトモーターショー2017】ボッシュ、「e-アクスル」初公開へ…次世代電動車向け
2017年08月23日(水) 17時43分
関連ニュース
- パーツある? ボッシュのクラシックカー向け新サービス (04月06日 18時30分)
- エスプレッソマシンで居眠り運転を防止? ボッシュとアマゾンが協力…CES 2024 (01月16日 16時45分)
- EVの充電を駐車まで含めて完全自動化、ボッシュとVWが共同実験…CES 2024 (01月09日 14時15分)
- ボッシュ、日本国内売上は20%増の見込み ソフトウェア主軸の取り組みを紹介…ジャパンモビリティショー2023 (10月31日 11時45分)