ボッシュの「e-アクスル」

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは8月22日、ドイツで9月に開催されるフランクフルトモーターショー2017において、新開発の電動アクスル、『e-アクスル』を初公開すると発表した。

e-アクスルは、EVやハイブリッド車など、次世代の電動パワートレイン車向けに、コンパクトでコスト効率の高いソリューションとして開発されたもの。電気モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションが小型ユニットに統合され、車軸を直接駆動するのが特徴。

これにより、パワートレインの複雑さを解消。ボッシュによると、電動車両の開発に要する時間を、短縮する可能性があるという。e-アクスルは、モーターの出力が50〜300kWの間で調整可能。コンパクトカー、SUV、軽商用車に搭載できる。

e-アクスルの高いレベルの効率性は、電動機とパワーエレクトロニクスの継続的な改良、高電圧ケーブル、プラグ、冷却ユニットなどのインターフェースとコンポーネントの数の削減によって、実現されている。