ヤマハ・ヴィクシオンR

ヤマハ発動機は、水冷155cc FI・VVA(可変バルブシステム)エンジン搭載の新型ネイキッドスポーツ『V-IXION R(ヴィクシオンR)』を8月からインドネシアで発売する。

ヴィクシオンRは、現行ヴィクシオンシリーズの上級モデルとして、今年4月に発売した『YZF-R15』のエンジンとフレームを活用し、ネイキッドスポーツへと展開したプラットフォームモデル。レバー操作荷重を低減するA&S(アシスト&スリッパー)クラッチを装備し、スタイリングはカラーリングやアンダーカウルの形状を一新したプレミアムスポーツ感漂うデザインとした。

ヴィクシオンシリーズは、2007年の誕生からスポーティなスタイルと走りの良さで人気を獲得し、スポーツモデルの代名詞として、YZF-R15などのRシリーズとともに市場の牽引役となっている。現在、インドネシアの二輪市場は560万台規模で推移しており、スポーツモデルはそのうちの約10%。今回のヴィクシオンRでは、実用性に加えてツーリングを楽しめる走行性能を兼ね備えたスポーツモデルを望む20代独身男性のニーズに応え、走りの基本性能とプレミアム感を向上させた。

価格は2880万ルピア(約23万6000円)。