CBNクランクシャフト研削盤「GF50M」シリーズ

ジェイテクトは、自動車などのクランクシャフト加工で、高精度加工、高生産性、高いフレキシブル性を実現するCBNクランクシャフト研削盤「GF50M」シリーズ2機種を開発し、8月21日より発売した。

GF50Mシリーズは、クランクシャフトのジャーナル中心回転とといし台送りを同時2軸制御することで、回転するピン部にといし台を追従させピン円筒部を創成研削。タッチセンサを用いた測定システムでツルーイング毎にといし径を正確に測定し、その測定値をC-X研削時に反映させることで真円度向上を実現する。

また、左右といしの接近性向上による加工段数削減や、ピン位相割出しシステムによる段取り替えレス、といし台トラバース送りの高速化など、新機能を装備することで生産性を向上。スマートフォン感覚の操作性、一括情報表示や設備状態の見える化など、ユーザの作業をサポートする新型HMI「TOYOPUC-Touch」も標準搭載する。

C-X同時2軸制御研削方式 左右といしの接近性向上による加工段数削減