ザ・フライング・ダイナソー(資料画像)

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2017年8月21日付

●サグラダ・ファミリア標的、バルセロナテロ、容疑者ら爆破計画か(読売・1面)

●「ガソリンスタンド難民」救え、過疎地「ミニ施設」設置補助(読売・1面)

●中央道土砂崩れ上下線とも復旧(朝日・31面)

●インドで列車脱線、24人死亡(東京・9面)

●宙づりコースター停止、USJ(東京・22面)

●地域発世界へ、協和合金、自動車の変速機部品(日経・9面)


ひとくちコメント

長いお盆休みも終わり、きょうから平常業務に戻る会社も多い。もっとも東日本の太平洋側を中心に続く長雨では、気分も晴れ晴れしないだろう。8月前半の長雨は、7月の猛暑による消費の底上げ効果を相殺した可能性も高いというエコノミストの分析もあるほどだ。

お盆休み明けのきょうの紙面をみても、海の向こうでは、スペイン東部バルセロナなどで相次いだテロ事件の続報や、北朝鮮の弾道ミサイル発射計画で標的とされた米領グアムで再び緊張感が高まっている話題のほか、トランプ米大統領への批判が高まるきっかけとなった白人史上主義をめぐる事件が起きて1週間。米国各地では抗議集会が開かれ、マサチューセッツ州では人種差別に反対する4万人規模のデモ行進が行われたというニュースが目を引く。

国内では、8月18日夜に土砂崩れで中央自動車道の恵那-端浪インターチェンジ間の上下線が通行止めとなっていたが、20日の午前8時には解除され、34時間ぶりに復旧したという。

また、夏休みで多くの利用客でにぎわっていた大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)では、人気のジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」が緊急停止。一時、利用客30人ほどが30分近く体の正面を下に向けた宙づり状態で取り残されたそうだ。立ち入り禁止エリアに、子どもが立ち入ってしまったための措置だが、けが人がなかったのはさいわいである。

ザ・フライング・ダイナソー(資料画像) ザ・フライング・ダイナソー(資料画像) バルセロナ(8月19日) (c) Getty Images