ホンダNSX《撮影 雪岡直樹》

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2017年8月17日付

●都心8月、雨、雨、雨、雨、16日連続史上2位(読売・1面)

●米、貿易赤字「無視できぬ」NAFTA再交渉始まる(読売・2面)

●首相、来月13日から訪印へ(読売・4面 )

●7月訪日客単月で最高、268万人、8割東アジアから(読売・9面)

●論点、EV開発の理由各国各様、岡崎五朗氏(読売・11面)

●トヨタ&マツダ我が州に、新工場米国で誘致合戦、南部緩い産業規制が強み(朝日・4面)

●経済気象台、低燃費車の普及策(朝日・8面)

●ガソリン131.3円、2週連続値上がり(産経・10面)

●空飛ぶ車離陸近づく? ウーバーなど「3年後に実用化」(日経・2面)

●西武HD、緊張の11年に幕、サーベランスが全株式売却、復活ホテル稼ぐ柱に(日経・15面)

●ポルシェやジャガー、欧州高級EV、続々上陸、車種幅広く普及へ先手(日経・17面)

●自動運転、BMW連合参加、フィアット開発コスト抑制(日経・17面)

●ホンダ「NSX」レンタカーに、オリックス自動車(日経・17面)

●「送り火」多彩夜空照らす(日経・35面)


ひとくちコメント

車両価格が2400万円也と庶民には縁遠いとされていたホンダの超高級スポーツカー、新型『NSX』だが、一般のユーザーもハンドルを握るチャンスが到来しそうである。

オリックス自動車が、9月からレンタカーとして貸し出しを開始するというもので、きょうの日経が「ホンダ『NSX』レンタカーに」とのタイトルで取り上げている。

それによると、新型NSXを貸し出すのは、北九州市の「オリックスレンタカー八幡インター店」。車両は1台だが、レンタル料金としては、6時間で7万200円、12時間では10万1520円で借りられるという。

ただ、運転免許証を提出すればだれでもレンタルできるわけではなく、「運転免許歴が20年以上」や「ゴールド免許を保有する」などの条件を満たす必要があるそうだ。

新型NSXは、国内でも2月から発売したが、量産が出来ないため年間100台の限定販売で、受注から納車まで1年以上かかるという高嶺の花。もっとも、1年前、八郷隆弘社長の肝いりによるり華々しいお披露目にしては,その後メディアで取り上げられることが少なかったが、今回の“レンタカーデビュー”は、久々の「話題づくり」になりそうだ。