9日午前5時25分ごろ、愛知県名古屋市中村区内の名古屋高速道路・万場線の上りで、車線にはみ出す状態で路肩に停車していた中型トラックに対し、別のトラックが追突。後続車も巻き込まれて4台関係の多重衝突に発展。この事故で5人が負傷している。

愛知県警・高速隊によると、現場は名古屋市中村区運河町付近で片側4車線の直線区間。中型トラックは第1車線のはみ出すような状態で路肩に停車していたところ、後ろから進行してきた別の中型トラックが追突。本線を塞ぐように立ち往生していた2台に対し、後ろから進行してきた乗用車2台が追突するなど車両4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で4台の車両は中破し、乗っていた5人が打撲などの軽傷。警察は事故の当事者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して被追突側のトラックを運転していた53歳の男性は「道に迷い、カーナビでルートを確認するために停車していた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。