三菱自動車は、8月10日に開幕する「インドネシアモーターショー」にて、次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』を初公開する。
エクスパンダーは、従来の小型MPVより一回り大きいワイドボディを採用し、クラストップの室内空間と多人数乗車に最適な乗員レイアウト、十分な容量の荷室を実現。また乗員間の距離と幅、ヘッドクリアランスを十分に確保したほか、3列目では良好な居住性と乗降性を実現する工夫を凝らしている。
デザイン面では、流麗なルーフラインのキャビンや、リヤクオーターピラーの上端を抜いた伸びやかなウインドウグラフィックでMPVらしいスタイリングを実現。またフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を進化させ、フロントフェイス中央のラジエーターグリルを、バンパーの左右コーナー部とアンダーガードの3方向から包み込むようなプロテクト形状とし、人とクルマを守る安心・安全の機能を力強く表現している。
パワートレインは実績のある1.5リットルDOHC 16バルブMIVECエンジンを静粛性向上など細部にわたって改良して搭載し、5MTまたは4ATとの組み合わせにより、高性能と低燃費を追求。高剛性ボディと最適設計されたサスペンションにより、クラストップレベルとなる205mmの最低地上高を持ちながら、優れた乗り心地と操縦安定性、静粛性を実現している。
また、キーレスオペレーションキーを携帯していればドアハンドルのスイッチを押すだけで開錠・施錠でき、ブレーキを踏んでエンジンスイッチを押すだけでエンジンの始動・停止が可能。そのほか、キーレスオペレーションキーのリモコン操作による開錠時、ポジションランプが30秒間点灯し、ドライバーを迎えるウェルカムライトなどを採用している。
新型エクスパンダーは、インドネシアの新工場で年間8万台生産する計画で、同国では今秋より販売を開始。価格は1億8905万ルピア(約156万円)から2億4535万ルピア(約202万円)。また、アセアンを始めとする一部の地域には、2018年初春より出荷する計画だ。
【インドネシアモーターショー2017】三菱、新型のクロスオーバーMPV『エクスパンダー』初公開へ
2017年08月10日(木) 14時53分
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