8日午前6時40分ごろ、愛媛県今治市内の国道196号を走行していたバイクに対し、同方向に進行していた大型トラックが接触する事故が起きた。バイクは弾みで転倒し、運転者の男性が収容先の病院で死亡している。

愛媛県警・今治署によると、現場は今治市菊間町田之尻付近で片側1車線の緩やかなカーブ。バイクは路肩寄りを走行していたところ、後ろから同方向へ走行していた大型トラツク(タンクローリー車)と接触、その弾みで転倒した。

バイクを運転していた松山市内に在住する23歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約2時間後に死亡した。トラックを運転していた40歳代の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は海沿いの見通しが良い区間。警察ではトラック側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。