WHILL NEXTによる自律走行の公開実証実験(イメージ)

パナソニックは、ロボット電動車いす「WHILL NEXT」による自律走行の公開実証実験を羽田空港にて8月8日より開始した。

羽田空港では、訪日外国人の増加や少子高齢化が進むことで、移動サポートが必要な利用客が増えることを踏まえ、ユニバーサルデザインのコンセプトを取り入れ、すべての人に使いやすい空港づくりを推進している。

WHILL NEXTは、今後さらなる空港利用増加が見込まれるPRM(Passengers with Reduced Mobility:身体の不自由な乗客)の安全で快適な移動を実現するための次世代型電動車いすだ。スマートフォンで目的地を指示すると、自己位置を認識して搭乗ゲートや店舗まで迷わず移動できるほか、周囲の障害物を検出するセンサを搭載し、操作ミスや急な飛び出しで衝突のおそれがある場合は自動停止する機能も装備。さらに家族やグループの移動時には複数台での隊列走行も可能。使用後はまとめて自動回収することで空港スタッフの業務負荷を軽減する。

今年度の公開実証実験では、空港内での自動停止機能、自律移動機能、隊列走行機能の技術検証を行うとともに、航空会社の協力により現場分析を行い、スタッフの作業負荷軽減と利用客の利便性向上の検証を行う。