日産自動車の米国法人、北米日産は日本時間の8月5日、日産のEVが70周年を迎えると発表した。9月6日に新型『リーフ』の発表を控え、“日産EV”の歴史をアピールしている。
日産自動車は2010年末、市販EVの『リーフ』を日米市場に投入した。それよりも遙か以前に、市販されていたEVが存在する。それは、『たま電気自動車』。
たま電気自動車は、1947年8月に発売。たま電気自動車は、後に日産自動車と合併するプリンス自動車の前身、東京電気自動車が開発したEV。終戦直後の1947年は、ガソリンの入手が困難な一方、電力は余剰ぎみ。その電力を活用して走るたま電気自動車は1950年までに、およそ1100台を販売する人気車となった。
たま電気自動車は、最大出力4.5psのモーターを搭載。1回の充電で65km走行でき、最高速は35km/h。室内には4名が乗車できる。実用的な性能を備えたたま電気自動車は当時の日本で、主にタクシーや商用車として活躍している。
日産のEV、70周年…たま 電気自動車から リーフ 新型まで
2017年08月07日(月) 18時30分
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