アヴェンタドール LP750-4 Superveloce

アウディジャパンは8月4日、ランボルギーニ『アヴェンタドール LP700-4』などの燃料蒸発ガス発散抑止装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、ランボルギーニ『アヴェンタドール LP700-4』『アヴェンタドール LP720-4』『アヴェンタドール LP750-4』の3車種で2011年8月29日〜2017年2月7日に輸入された569台。

燃料タンク内の蒸発ガス吸入を制御する燃料制限通気バルブの制御しきい値が不適切なため、燃料満タン時に特定の運転操作等を行うと燃料が液体のままキャニスターおよびパージバルブに侵入することがある。そのため、キャニスターの掃気ホースから燃料または燃料蒸発ガスが漏れるおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料制限通気バルブ、パージバルブおよびフューエルキャップを対策品に交換し、キャニスターおよび漏出検出ポンプを新品に交換する。また、3ウェイバルブを追加して燃料蒸発ガス排出経路を変更し、エンジンコントロールユニットのプログラムを変更する。

不具合および事故は起きていない。イタリア本国からの情報により発見した。

改善箇所